Center for Early Childhood Education and Care "Shimokawaraya Hoikuen"

幼保連携型認定こども園

理事長のおもい

下瓦屋保育園へのおもい

 下瓦屋保育園との出会いは、40年前の、保育所建設要求運動の時代までさかのぼります。当時、地域の教育、保育を取り巻く環境は、他地域と比べると10年~20年の遅れがありました。保育所建設は、教育の機会を奪われ、就労においても困難な状況にあった地域の人たちにとって、まさに『一隅を照らす』、希望の星であり、運動の象徴でもありました。なぜなら、乳幼児の頃からの親と子の生活習慣の改善、そして、保育による就労の確保こそが、地域が抱える諸課題を根本的に変革するきっかけになると確信していたからです。

 1971年の「仮説保育所」を経て、1973年に下瓦屋保育所が完成しました。1982年には、児童数の減少により、「休所」を通告されましたが、9年にわたる存続運動を続け、1991年には存続方針を勝ち取り、「同和保育」から地域内外の子どもたちを受け入れる「混合保育」へと発展しました。

 保育所建設運動、統廃合反対運動に、その初期から一貫して関わってきた者として、この下瓦屋保育園への『想い』は、巣立っていった何十人、何百人の子どもたち、その親たちと同じく、誰にも負けるものではありません。

 ゆえに、地域の代表者として、あるいは地域の自治活動、町づくりを進める者として、『子どもの人権の砦』=『下瓦屋保育園』を運営することは、自らの責務であると考えております。

 地域では、『ドジョウとメダカの住む小川、100年の未来をみすえた町づくりを、住民一人ひとりの手ですすめよう』、『光と風、水と土、子どもたちが輝く町づくりを始めよう』を掲げて、町づくりを始めています。また、2005年4月には、手作りの『井戸とビオトープ』を子どもたちと地域の力で完成させました。下瓦屋保育園は、地域の連携なしには成り立たず、常に見守られながら育ってきたのです。

 下瓦屋保育園を地域の人たちとの関わりの中で発展させ、『無意識の豊かさ』の創造によって、子どもたちが赫(かがや)く保育園にしていきたいと願うものです。

社会福祉法人 常茂恵会

理事長

2006年4月

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